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【三重】伊勢エビ雑炊が絶品!昭和の雰囲気が漂う和風古民家の居酒屋「あじっこ」

あじっこ

おいしいお酒と料理は旅に欠かせません。「海の側にある伊勢ならきっとシーフードがおいしいに違いない!」と、いろいろお店を物色しました。そこで、白羽の矢が立ったお店が「あじっこ」です。

古民家をそのまま使った居酒屋で老夫婦お二人で営まれているという素朴さと、名物伊勢エビ雑炊が気になって訪問しました。

場所は近鉄伊勢駅から201号線を北上し、河崎交差点を右へ、アトラス洋菓子店のある交差点を右に曲がって、左手3軒目にあります。訪問したのが夜なので、写真が暗いですが、2階建ての和風古民家で伊勢エビ雑炊の看板が目印です。

あじっこ

中に入ってみました。

玄関で靴を脱いで上がるお座敷タイプのお店ですが、その玄関はまるでおばあちゃんの家に来たと錯覚してしまうくらい気取らず、取り繕わず、お店とは思えない雰囲気です。思わず、「ただいま!」と言いたくなってしまいました。

店内

色あせた壁や、いい意味でまとまりのないポスターやカレンダー、雑多に置かれた傘などを電球が照らしています。

玄関とお座敷を仕切るふすまを開けて中をのぞくと、厨房とそこを囲むカウンターを挟んで両側にお座敷席があります。手前は2人席4つ、奥は4人席が6つくらいだったと思います。

カウンター

あめ色の床板、黄色く焼けた畳、天井から低い位置にぶら下げられたオレンジ色の電球。まるで昭和で時が止まってしまったようです。ほかのお客様もほとんどおらず、ゆったりとした雰囲気です。

メニューも手書きで、最初にご主人の思いが書かれていました。

メニュー

冬の味覚コーナーに鳥羽浦村産「セルガキ」「焼きガキ」とあります。ここにも浦村産の牡蠣があるとは、やはりブランド牡蠣なんですね。でも、「セルガキ」とは初めて聞いた言葉だったので、女将さんに聞いたところ「生牡蠣」のことだそうです。

英語のshell(シェル=貝殻)がなまって、「セル」になり、殻付きとむき身を区別するために主に市場などで使われる言葉で、お店のメニューにあるセルガキと言えば、生牡蠣をさすそうです。

お酒のメニューとご飯ものなど。

メニュー

お酒のお値段は都内と変わらない=伊勢でみたら若干高めかもしれませんが、座席数も少なく、ご夫婦お二人で営まれているため、お客を回転させてもうけるというより、ゆっくり楽しんでほしいということなのかな?

さっそくビールといくつか注文をしました。

伊勢エビの雑炊は、時間がかかるかもしれないので、最初にオーダーしておきます。まずは牡蠣・・・といきたいですが、昼間に焼き牡蠣をさんざん食べたので牡蠣はスルーして、女将さんにおすすめを聞くと、「さめのタレ」とのこと。

サメはサメですが、タレとは?と質問すると、臭みをとったサメを塩やみりんでつけこんで干した干物とのこと。なるほど、お酒が進みそうです。迷わずオーダー。

ちなみにサメのタレは昔から伊勢神宮の神饌(しんせん)として献上されています。ほかに日替わりのお刺身と牛すじ煮もオーダーしました。

注文した品

左から牛すじ煮、さめのタレ、お通しの温泉卵。牛すじ煮はしっかり煮込まれ、こっくりとした深い味。口の中でとろけます。さめのタレはお酒が進む!これは日本酒に行くべき!

伊勢神宮御料酒蔵「白鷹」。

白鷹

さめのタレも伊勢神宮の神饌ですが、このお酒も御料酒として、神宮にお供えされているそうです。伊勢で食事をしていると、あちこちで神饌という言葉を目にします。神様と同じ物を食べているんだな~と神聖な気分になりますね。

ですが、お酒が入っておいしいお刺身を食べれば、神聖な気分もどこへやら。おいし~、おいし~と連呼していたら、お店の厨房にいた旦那さんが座敷に出てきて、話しかけてきてくれました。

伊勢神宮のお参り作法、二礼二拍手一礼のことや、二拍手の時、合わせた手と手を少しずらすことなど。

「なぜ、右手と左手を少しずらして合わせるか、知ってる?」

と聞かれて、???となっていると、「同じ高さで合わせると、指の節と節がぶつかって、『節合わせ=不幸せ』だからだよ」と教えてくれて、思わず、ほお~~~!!!と納得してしまいました。翌日から、手をずらしてお参りするようになったのはいうまでもありません。

女将さんはちょっと人見知り?一歩踏み込んで話しかけないと、そっけない態度しかとってくれませんが、旦那さんは厨房が暇だったのと、お客が私しかいなかった、閉店間近だったということで話にきてくれたようです。

そうこうしているうちにメインの伊勢エビ雑炊ができました!

伊勢エビの雑炊

20cmくらいの鉄鍋に伊勢エビが丸ごと入っています!もちろん食べやすいように縦に真っ二つになってます。味はみそをベースにしたもので、伊勢エビの出汁がたっぷりでていておいしかったです。

ほかにもオーダーして、〆のご飯ものがこのボリュームだと1人では、多いかなと思いましたが、しっかり完食!

途中、トイレに行ったんですが、トイレもこれまたレトロ!

トイレ

手洗い場がアルミの流し台で、手ふき用のタオルがぶら下げられているのが郷愁を誘います。

お座敷の天井の明かりは、大きな木製の車輪に電球を付けたもの。

明かり

お座敷の壁には、これまた使い込まれた時計がたくさんかかってます。

時計

反対の壁には謎の棒。酔っぱらってこれがなんだか聞き忘れてしまいました・・・。

閉店が23:00と早めの時間ですので、行かれる方はご注意ください。ランチもやっているようなので、お昼に行くのもいいかもしれません。このお店がある河崎という所は川沿いエリアで、古い建物を残した風情ある通りとなっていますので、明るい時間に町歩きをするのもおすすめです。

私は夜に訪問したので、町並みはあまり堪能できず、残念。この通りにはほかにも蔵を改装した町バルや、地元の人に人気の居酒屋など数軒あるようですので、行ってみることをおすすめします!

旅データ

・アクセス:伊勢市駅から徒歩15分

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